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2018年05月25日

「オディロン・ルドン展」と「プーシキン美術館展」

早くも夏の訪れを感じる日が多いこの頃ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。私の方は、子ども達の学校生活も軌道に乗り、ゆっくりと自分の時間を楽しむ余裕も生まれてきました。そして今月は、二つの美術展に行ってきました!

美術館巡りは昔から大好きでしたが、子ども達が幼稚園の頃はなかなか余裕がなく、ごくたまにしか行けていませんでした。今回は、心身ともにリラックスした中で、存分に楽しんでまいりました♪私は、美術館へは断然、一人で行きたい派です(笑)。心を開いて作品の世界に入り込んでみたり、そこからぐっと離れてみたり、解説をじっくり読んでみたり、画家の心や人生を想像してみたり・・・。一枚一枚の絵と向き合い、様々に心を動かす時間は、心が自由に解き放たれるようで至福です♪

まずは、オディロン・ルドン展。ルドンの作品は昔から好きですが、その生涯や人となりについては、今回初めて知りました。私はどちらかと言えば、複数の画家の作品から成る美術展よりも、一人の画家を取り上げた個展の方が好きです。その理由は、画家の人生と作風との関わりや、その変化にとても興味があるからだと思います。ちょうど作曲家の作品を理解するのに、人生を知ってあれこれ考えを巡らせて楽しむ癖があるからなのでしょうね(笑)。

ルドンの人生も、苦悩の多いものだったようですが、その中でも常に自らの道を信じ、追求し続けた姿勢には、励まされます。そして、その作品の優雅なこと!なんともいえない線の美しさや、作品が醸し出す夢の雰囲気や静けさ、独特の色合いにも強く惹かれ、今まで以上にルドンが好きになりました。

次は、「プーシキン美術館展」。モスクワにある美術館の作品ですが、「旅するフランス風景画」と題して、フランスの画家たちの風景画を、時代を追って見ていくという流れになっていました。これはこれで、風景画の変遷が興味深く、それぞれの画家の個性もはっきり感じられて面白かったです。風景の一つとして、「パリ」を描いた作品がいくつかありましたが、ドビュッシーやラヴェルもこんな中に生きていたのだなあと想像するのも楽しかった♪その少し前には、ショパンの時代の絵も。当時のフランスの空気が感じられて、やはり嬉しかったです。

こう書いてみると、私は絵を見ながら、音楽との共通点を感じて楽しんでいる部分も多いのでしょうね。そういえば、その画家特有のトーンやリズムを感じるのも、楽しみの一つです。このような心弾む時間を、これからも時々持つようにしていきたいなと思っています♪
posted by MIHO at 11:05 | 美術館